日本語教育の仕組みを変えていく。

日本語教師という仕事は待遇が十分であるとは言えません。
この業界に興味を持ったり、足を踏み入れたりしても、生活のことを考えて断念していく人は多いです。

日本語教師は約6割がボランティア、約3割が非常勤だと言われています。
ボランティアは必要な存在です。しかし、それだけでは良質なものを継続して積み重ねていくのは難しいとも感じます。
せっかく資格をとっても、非常勤にしかなれなかったら、働き続けなければならず生活も厳しくなってしまうでしょう。

働く人の生活を守り支えることも、会社のできる社会貢献です。
そのためにただ日本語を教えるだけではなく、人が成長できる環境作りを目指します。
スタッフの生活を安定させ、成長した教師を社会に送り出して行きたいです。

足りないところへ届けられるように。

にほんごボックスの始まりは児童生徒の学習支援でした。
定住者、留学、技能実習、特定技能など、様々な立場で、様々な国から、様々な人が日本にやってきています。


それに合わせて日本社会は受け入れるための体制を整えていかなければなりませんが、 残念ながら十分であるとは言えません。

どんな問題があるか、足りないものは何かということを考えている人は大勢います。
そして、実際にやりたいと思っている人も大勢います。

しかし、制度的な問題、経済的な問題でなかなか必要が満たされないことも多いです。
様々なアイディアを持っている人は大勢いらっしゃると思います。しかし、個人でやろうと思うと、新しいことにチャレンジするのはなかなか難しいものです。
会社として力を合わせながら、自由に、柔軟に、世の中に必要だと思うことをしていきたいです。